【ゴールド最強?】三井住友カード3種類を投資家目線から徹底比較!

三井住友カード

皆さんこんにちは!
つかさです。

SBI証券口座を開設し、いざ投資を開始しようと思ったときに、今度は新たな選択肢が出てきて困惑しなかったでしょうか?

そう、クレカ積み立て設定用のクレジットカードです。

クレカ積み立ては非常に便利で、ポイントが貯まったり、入金が不要であったり、一度設定するだけでオッケーなことだったりとメリットばかりです。

しかし、だからこそ最適なクレジットカードを選択したいところですよね。
実際のところ、SBI証券との相性で言えば三井住友カード一択と言っていいかと思います。

ここまでは簡単です。
ですが、まだここから選択肢があります。

今度は一般カードにするか、ゴールドカードにするか、プラチナカードにするかの三択が待っています。

つかさ

私もこのタイミングでとても悩みました。

この記事を読んでいる方の中にも

  • 自分に一番合った三井住友カードがどれなのかわからない
  • ゴールドがいいというけど、どういいのか、どう使えばいいのかわからない

と思った方は多いのではないでしょうか。

それもそのはず。
年会費、クレカ積立ポイント付与率、条件付きポイントサービス、買い物ポイント還元率等様々な要素が、それぞれ条件付きで変化する複雑さなのです。

本記事では、それらを紐解き、

  • あなたに一番あったカード選びのコツ
  • 選んだあとどのようにそのカードを使えばいいか

までをお伝えしていきたいと思います。

この記事を書いている私は、薬剤師歴18年、投資歴6年、ファイナンシャルプランナー。積み立てNISAについては制度開始初期から利用し、現在まででNISAの範囲内のみで約200万円(6年間で約2倍)の利益を出せています。
また、特定口座ではそれ以上の成果が出ています。
まだまだ勉強中の身ではありますが、ここまでで得た知見を皆さんと共有させていただければと思います。

目次

三井住友カード三種類早見表

ということで、三井住友カードについて紹介をさせていただきます。

スクロールできます
三井住友カード(NL)三井住友カード
ゴールド(NL)
三井住友カード
プラチナプリファード
カード外観三井住友一般三井住友ゴールド三井住友プラプリ
カードランク一般ゴールドプラチナ
年会費0円(永年無料)5500円
(永年無料条件あり※1)
3,3000円
買い物
ポイント還元率
0.5%
(200円=1ポイント)
0.5%
(200円=1ポイント)
1%
(100円=1ポイント)
ポイント
サービス
特になし年間100万円利用で
1万ポイント(1万上限)
年間100万円利用につき
1万ポイント(4万上限)
年間カード
利用額
10万円
未満
10万円
以上
10万円
未満
10万円
以上
100万円
以上
300万円
未満
300万円
以上
500万円
以上
クレカ積立の
ポイント付与率
0%0.5%0%0.75%1.0%1.0%2.0%3.0%
月10万円積立時の
年間獲得ポイント

※下段は年会費を考慮
06000P00000009,000P12,000P12,000P24,000P36,000P
3,500P※26,500P※2▲21,000P▲9,000P3,000P
詳細詳細詳細
※1:1年間で100万円以上をクレジットカード利用した場合、翌年以降の年会費永年無料。(クレカ積立分は除く)
※2:年会費無料となった場合は上段のポイント数となります。
(引用:三井住友カード

ご覧の表のとおり、クレカ積み立て設定に使用できるクレジットカードはこの三種類があります。

月に10万円積み立て投資をする場合

今回は月10万円投資の場合で考えてみましょう。

それぞれ年間カード利用額(クレカ積立分は除く)により大きく左右されるので、そこを中心に考えていきます。

買い物還元ポイント+クレカ積み立てポイント+ポイントサービス-年会費で計算したものを、損益分岐点で区切って比べていきます。

三井住友カード公式ポイント損益分岐

(三井住友カードより引用)

年間カード利用額0万円から10万円未満

一般>ゴールド>プラチナプリファード

年間カード利用額10万円以上100万円未満

一般>ゴールド>プラチナプリファード

年間カード利用額100万円以上200万円未満

ゴールド>一般>プラチナプリファード

年間カード利用額200万円以上300万円未満

ゴールド>プラチナプリファード>一般

年間カード利用額300万円以上

プラチナプリファード>ゴールド>一般

といった結果となります。

当たり前ですが、年間カード利用額が高くなればなるほどランクの高いカードが優位になります。

一旦まとめ

まとめると以下のようになります。

年間カード利用額が100万円未満→三井住友カード(NL)
年間カード利用額が100万円以上、300万円未満→三井住友カードゴールド(NL)
年間カード利用額が300万円以上→三井住友カードプラチナプリファード

つかさ

しかし、実際はここからまだいくつかの要素が加わってきます。

追加で考慮したい要素

要素1:ゴールド100万円修行を行える場合

ゴールドカードは1度年間利用額が100万円を超えると、次年からは永年年会費無料となります。(通称100万円修行)
つまり、毎年100万円は無理でも、初年度に1回だけ100万円を超えさえすればよいのです。
そうすればゴールドカードを差し置いて一般カードを選ぶ理由は無くなります
また、100万円を超えた年は10000ポイントのサービスポイントが付くため、その時点ではお買い物還元率が実質1.5%となります。

ただ、その年会費無料とサービスポイントを加味しても300万円以上の場合のプラチナプリファード獲得ポイントにはかないません。
300万円を超える場合はやはりプラチナプリファードがベストな選択と言って良いでしょう。

要素2:メインは他のカードを使用したい場合

マイルが欲しい等、支払いのメインは他のカードにしたいということもあるでしょう。
この場合、三井住友カードはクレカ積立ポイントのみに期待することになるかと思います。
そうするとプラチナプリファードはまず選択肢から外していいかと思います。

そして比較するのは積立ポイント一般0.5%vsゴールド0.75%(クレカ使用10万円以上は前提)と年会費ですね。
年間3000ポイントの差となりますが、年会費を加味すると一般カードに軍配が上がります。

つかさ

しかし、ここでまた100万円修行の登場です。

一度1年目に100万円さえ達成すれば、その後は永年年会費無料です。
長期の投資期間を想定した場合、3000ポイントの差は30年で90000ポイントにもなります
1年目にメインカードから100万円分削るというデメリットが、この長期的なポイントの積み重ねに勝つことは難しいでしょう。

なので、メインカードが他にある場合ゴールドカードで初年度100万円修行からの、次年度以降メインカード全振り(最低10万円分は三井住友に使用)がベターかと考えられます。

つかさ

とはいえ、個人的にはメインカードが他にある場合は「楽天カード+楽天証券」の方が積立条件に年間カード利用額がないため積立のみの目的にはおススメです。

要素3:特約店の存在

プラチナプリファードには様々な特約店があります
正直なところ、プラチナカードとしては個人的にもう一歩なところもあるように感じるプラチナプリファードですが、特約店の使用で一気に化けます。
特約店一覧はこちらです。

対象店舗では、最大15%という破格のポイント還元を受けることができます。
年間300万円以上の利用で、普段よく使うスーパーやドラッグストア、コンビニ等が該当する場合は、プラチナプリファードをメインカードとするのも良いでしょう。
ポイントがザックザックとあふれるように貯まる感覚を味わえるかと思います。

つかさ

私も1年間ほどプラチナプリファードを利用しましたが、気づいた時には10万ポイント近くたまっていて驚きました。

まとめ

  • 100万円修行が難しい場合は一般カード
  • 1度の100万円修行が可能で、毎年300万円が厳しいならゴールドカード
  • 毎年300万円が可能で、特約店等他のカードよりメリットがあるならプラチナプリファード(あまり複数カードを持ちたくない場合も)
  • メインカードが他にあって、100万円修行が難しい場合は一般カード
  • メインカードが他にあって、一度の100万円修行が可能な場合はゴールドカード

以上の考え方でだいたいは良いのではないかと思います。
しかし、今回はあくまで毎月10万円クレカ積立を行う前提であることはご承知ください。

いかがでしたでしょうか。

本記事を読むことで、少し複雑な三井住友カードについての理解が深まったのではないかと思います。

NISAを利用する場合、投資生活は超長期になることが予想されます。

その中で、今苦労してでもより自分に合ったものを選んでおけば、将来的に数万、数十万円の差が生まれてくることもあるでしょう。

つかさ

ただ設定をして放置するだけで、です。

この記事を読んで、実際に選ぶカードが決まってくれたらうれしいです!

ではまた、次の記事でお会いしましょう!

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